<ザ・ビートルズ記念日>エド・シーラン/リリー・ジェームズら『イエスタデイ』キャスト&スタッフが選ぶ究極のベストソングをご紹介
<ザ・ビートルズ記念日>エド・シーラン/リリー・ジェームズら『イエスタデイ』キャスト&スタッフが選ぶ究極のベストソングをご紹介
この記事の写真をすべて見る

 本日6月29日は、53年前の1966年にザ・ビートルズが日本にやって来た<来日記念日>。そんな記念日にちなんで、ザ・ビートルズの名曲とともに描かれる映画『イエスタデイ』のキャスト&監督らによる<お気に入りのザ・ビートルズソング>をコメントとともにご紹介しよう。
その他画像

 2019年10月11日より日本公開の映画『イエスタデイ』は、【アカデミー賞】監督ダニー・ボイルと、【アカデミー賞】ノミネート脚本家リチャード・カーティスが贈る最新作だ。「もしも自分以外にザ・ビートルズを知らない世界になってしまっていたとしたら!?」というユニークな設定で、ザ・ビートルズの名曲に合わせて、音楽、夢、友情のドラマが展開していく。ヒメーシュ・パテルやリリー・ジェームズらフレッシュで個性的なキャストに加え、本人役でエド・シーランが出演することも大きな話題を集めており、先日行われたロンドンプレミアでは、本編を観たエド・シーランが自身のSNSで、「今、プレミアで『イエスタデイ』を観たよ。凄くよかった!!」と興奮気味にコメントし、更なる注目を集めている。

 キャストやスタッフらによる<お気に入りのザ・ビートルズソング>のコメントでは、楽曲とともに、それぞれの“ザ・ビートルズ愛”を語られており、彼らの人生でどれほどザ・ビートルズの存在が大きいかを感じることができる。

◎ダニー・ボイル監督:「ア・デイ・イン・ザ・ライフ」、「オブ・ラ・ディ、オブ・ラ・ダ」
「ア・デイ・イン・ザ・ライフ」がお気に入りだよ。彼らのやり方でポール(・マッカートニー)とジョン(・レノン)の才能が合わさっているんだ。彼らは交互の節に、それぞれマイクを握っているだけなんだけど、そこに魔法のような何かがあるんだよ。本作では、映画のコーダ(終結部)として、「オブ・ラ・ディ、オブ・ラ・ダ」を加えたんだ。ザ・ビートルズが早期に始めていたことだけど、どんなアーティストでもレゲエと交わるからね。僕も好きなんだ。

◎脚本リチャード・カーティス:「アンド・アイ・ラヴ・ハー」
「アンド・アイ・ラヴ・ハー」。最高の楽曲だよ。ザ・ビートルズは芸術的なものとして、僕の人生において最も大切な存在であり続けた。僕自身の作品を振り返ってみると、それらは皆、喜び、愛、若さといったザ・ビートルズが支持してきたことだった。57年間もずっと彼らのファンだったんだ。死ぬまでずっとザ・ビートルズファンで有り続けたいね。

◎ヒメーシュ・パテル(ジャック役):「アイ・ソー・ハー・スタンディング・ゼア」、「ツイスト・アンド・シャウト」、「サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド」
家にはレコードがなかったけど、ザ・ビートルズは知っていた。16歳くらいの時に、「アイ・ソー・ハー・スタンディング・ゼア」、「ツイスト・アンド・シャウト」、「サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド」など初期の楽曲を初めて聴いたんだ。『ザ・ビートルズ(ホワイト・アルバム)』や『ザ・ビートルズ1』をiPodに入れていた友人がいて、少し聴かせてもらっていたよ。彼らは特別なバンドだと思うし、特別であり続ける。解散してから50年にもなるのに、こうやって彼らの音楽についての映画が公開になる。これからも末永くあり続けると思うよ。

◎リリー・ジェームズ(エリー役):「ヒア・カムズ・ザ・サン」、「エリナー・リグビー」
「ヒア・カムズ・ザ・サン」と「エリナー・リグビー」が大好きなの。彼らの音楽は私にとって、特に本作に参加してからは、とても大きな意味を持つわ。彼らの人物像、彼らが象徴するものを讃えていると思う。ザ・ビートルズの喜びとスピリットを本作に感じてもらえたら嬉しいし、それは本作にとって大切なことなの。

◎エド・シーラン:「カム・トゥゲザー」
お気に入りは「カム・トゥゲザー」だよ。僕の人生には常にザ・ビートルズがあった。初めて彼らの曲を演奏したのはいつだったか思い出せないけど、常にそこにあった気がする。子供の頃に言葉を学んでいくのと同じで、小さい頃はザ・ビートルズの曲を覚えていた。リチャードが脚本を、ダニーが監督を手がけ、ザ・ビートルズの曲があるわけだから、本作は間違いないよ!

◎公開情報
映画『イエスタデイ』
2019年10月11日(金)より日本公開
監督:ダニー・ボイル
出演:ヒメーシュ・パテル、リリー・ジェームズ、ケイト・マッキノン、エド・シーランほか
配給宣伝:東宝東和
(C)Universal Pictures