トロイ・シヴァン、映画『ある少年の告白』にかける想いを語る「この映画で誰かの命が救われる」
トロイ・シヴァン、映画『ある少年の告白』にかける想いを語る「この映画で誰かの命が救われる」

 2019年4月19日に全国公開される映画『ある少年の告白』で、主題歌と物語のキーパーソン役で参加したトロイ・シヴァンのインタビュー映像が公開された。

 牧師の父を持つジャレッドは、両親から同性愛を“治す”矯正セラピーの参加を勧められる。口外禁止の驚くべきプログラムの内容と、自らを偽って生きることを強いる施設に疑問と憤りを感じ、ジャレッドは遂にある行動を起こす…。原作は、2016年に発表され、NYタイムズ紙よりベストセラーに選ばれた衝撃の実話。俳優のジョエル・エドガートンがメガホンを取り、牧師でジャレッドの父親をラッセル・クロウ、ジャレッドの母親をニコール・キッドマン、そして、思いがけない出来事をきっかけに男性のことが好きだと気づく主人公ジャレッドを、『マンチェスター・バイ・ザ・シー』で注目を浴びたルーカス・ヘッジズが演じている。

 本作で、施設内のキーパーソンでもあるゲイリー役を演じ、シガー・ロスのヨンシーとコラボした楽曲「Revelation」が【ゴールデングローブ賞】の<主題歌賞>にノミネートされたトロイ・シヴァンが本作に参加した想いを語った。18歳の時に同性愛者であることを公表して以来、「ありのままの自分でいることは素晴らしい」と発信し、ツアーの売上の一部をLGBTQ支援活動に寄付するトロイは、本作の脚本を読んですぐに出演を決意。「なんとしても関わりたいと思った。この映画で誰かの命が救われると確信した」と本作が作られる意義を強く感じたという。「受け入れられることがどれだけ素晴らしいことか僕は知っている」からこそ、この映画によって、「子供を受け入れられる家族が増えることを願っている」と等身大の言葉で語っている。

◎公開情報
『ある少年の告白』
2019年4月19日より、全国ロードショー
監督・脚本:ジョエル・エドガートン
出演:ルーカス・ヘッジズ、ニコール・キッドマン、ラッセル・クロウ、ジョエル・エドガートン、グザヴィエ・ドラン、トロイ・シヴァンほか
配給:ビターズ・エンド/パルコ
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