ロバート・グラスパー、ローリン・ヒルを痛烈批判「自分で書いてもいない音楽で盛大な拍手を受けた」
ロバート・グラスパー、ローリン・ヒルを痛烈批判「自分で書いてもいない音楽で盛大な拍手を受けた」
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 【グラミー賞】受賞の新世代ジャズ・ピアニストでミュージック・プロデューサーのロバート・グラスパーが、2018年8月13日に米テキサス州ヒューストンのラジオ局97.9の『The Madd Hatta Morning Show』に出演した際、ローリン・ヒルを名指しで盛大にディスったことが話題になっている。
インタビュー映像

 2008年にヒルのバンドで短期間ピアノを弾いていたグラスパーは当時を振り返り、バンドの扱いがひどかったことや、彼女がギターのチューニングさえ自分でできなかったことを暴露し、『ミスエデュケーション』の楽曲のほとんどが彼の友人たちから盗んだものであるとまで発言している。

 グラスパーによると、ヒルはバンド・メンバーに対し、“目線を合わせないこと”や“ミス・ヒルと呼ぶこと”など厳しいルールを課した上、本番前日にバンドの上達ぶりに不満があるとしてギャラを半分にカットすると脅したそうだ。

 「(それ以前にヒルは)既に俺の友人たちみんなの音楽を盗んでたんだよ」と彼は明かし、「“ミスエデュケーション”は俺が個人的に知っている偉大なミュージシャンやプロデューサーたちによって作られた。(ヒルは)自分で書いてもいない音楽で盛大な拍手を受けたんだ。あの曲の数々は他の者たちによって作られたのに、彼らはクレジットされなかったんだ」と主張している。

 バンドのメンバーとしてひどい扱いを受けた体験談を披露してからも彼の暴露話は続き、「彼女は何かこう、スーパーな人物になりたいから自分の手柄にするのが好きなんだよ。スーパーな人物なら、そんなに才能があるなら、やれよって話だよ、分かるだろ?彼女はリハーサルで自分のギターのチューニングができなかったんだぜ」と明かしている。

 彼は、「(ヒルは)そういう言動が許される程の功績を残していない。それは明白だ。唯一手掛けた偉大なものすら自分でやっていないんだから」とヒルを痛烈に批判している。

 ロバート・グラスパーの歯に衣着せぬローリン・ヒル批判は27分辺りから始まる。

◎インタビュー映像
https://youtu.be/54WECf1ioeY