SoundScan JapanによるCDシングル売上レポートから、2017年2月13日~2月15日までの集計が明らかとなり、HKT48『バグっていいじゃん』が302,582枚を売り上げ、現在トップを独走中だ。
グループ9枚目のシングルとなる本作では、指原莉乃がHKT48名義の作品では初となるセンターを担当。また、選抜メンバーが前作より約半数以上入れ替わったことでも話題だ。表題曲はTVアニメ『カミワザ・ワンダ』主題歌として起用されているほか、YouTubeでは楽曲のミュージック・ビデオに加え、コウメ太夫、ゆってぃ、鳥居みゆき、髭男爵ら有名芸人が出演するスピンオフMVも公開されている。2位以下に大差をつける枚数を売り上げており、次週発表の週間シングル・セールス・チャートでの首位獲得もほぼ間違いないだろう。
2位には、Perfumeの約1年3か月ぶりとなるシングル『TOKYO GIRL』が入った。本作の表題曲はTVドラマ『東京タラレバ娘』主題歌として現在オンエア中。2月20日付総合チャート“JAPAN HOT100”では前週42位から6位までジャンプ・アップしているが、このCDセールス・ポイントも加わった次週発表分でのチャート・アクションにも引き続き注目していきたい。3位には、TVアニメ『3月のライオン』第2クールEDテーマ曲が表題の米津玄師『orion』が入り、TVタイアップ作品が上位3位を独占する形となった。
4位と5位は接戦で、エイベックス・グループ所属のアイドル・グループ、GEMの7thシングル『Sugar Baby』が15,567枚を、『劇場版 ソードアート・オンライン』主題歌が表題のLiSA『Catch the Moment』が14,532枚をそれぞれ売り上げ、約1,000枚という僅差でGEMに軍配が上がっている。
◎SoundScan Japanシングルセールス集計速報
(2017年2月13日~2月15日までの集計)
1位『バグっていいじゃん』HKT48 302,582枚
2位『TOKYO GIRL』Perfume 38,288枚
3位『orion』米津玄師 28,446枚
4位『Sugar Baby』GEM 15,567枚
5位『Catch the Moment』LiSA 14,532枚
※記事初出時、『orion』米津玄師の売上枚数を「22,726枚」と表記しておりましたが、正しくは「28,446枚」でした。ご迷惑をおかけした読者の皆様ならびに関係各位に謹んでお詫び申し上げます。(2017年2月21日追記)