メタリカがライブを延期、【グラミー賞】パフォーマンスにも影響か
メタリカがライブを延期、【グラミー賞】パフォーマンスにも影響か
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 メタリカのジェイムズ・ヘットフィールドの体調不良により、現地時間2017年2月5日にデンマークのコペンハーゲンで予定されていた公演が延期された。この公演は新しいロイヤル・アリーナで今週行われる予定だった4公演の内の一つだった。

 バンドは公式フェイスブックに、「とても残念なことをお知らせしなければなりません。土曜日に様子を見ていましたが、ジェイムズの体調、特に喉の調子が戻らず、1音たりとも歌ってはならないと医師に固く禁じられてしまいました。残念ですが、明日のロイヤル・アリーナ公演を9月2日に延期することをご報告しなければなりません」と声明を出した。

 2月3日に行われた同会場での公演で、ヘットフィールドは体調が万全でないことを観客に打ち明けつつも最後までライブを行った経緯があった。途中のMCで彼は、「みんなにフェアじゃないと思うんだよ。お気に入りのバンドを観る為に大枚をはたいて来てくれたのに、俺らはベストの状態じゃないんだ。みんなの判断に任せるよ。また別の機会にもっといい状態の俺らを聴きたいかな?」とライブの中断を示唆したが、観客の声援に後押しされ、最後までパフォーマンスを続けた。

 「昨日(2月3日)会場にいた皆さん、俺たちに続けるよう声援を送ってくれたことに感謝しています。とても勇気づけられました!メタリカの最高のプレイをお見せすることができなかったことにバンドメンバー全員がへこみましたし、今まで演奏した中で最も困難なステージの一つだったことは確かですが、皆さんの愛と応援のおかげでやり遂げることができました」とバンドは感謝を表明し、「ジェイムズの声は毎日モニタリングしてますので、進展がありましたらここでまた発表します」と書いている。

 メタリカは、コペンハーゲン公演終了後に2月12日の【第59回グラミー賞】授賞式でパフォーマンスする予定になっている。


◎メタリカによる投稿
https://twitter.com/Metallica/status/827983075766185984

◎ファンによる映像
https://youtu.be/PMsSRPq2VZ0