映画『雨の日は会えない、晴れた日は君を想う』、ジャン=マルク・ヴァレ監督自ら厳選したサントラにも注目
映画『雨の日は会えない、晴れた日は君を想う』、ジャン=マルク・ヴァレ監督自ら厳選したサントラにも注目
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 ジャン=マルク・ヴァレ監督と俳優・ジェイク・ギレンホールがタッグを組んだ映画『雨の日は会えない、晴れた日は君を想う』(原題:Demolition)が2月18日に公開される。

 本作は、妻の死をきっかけに身の回りの物を壊し始めた主人公の、心の脆さや繊細な気持ちを描いた物語。キャストそれぞれが演技力を要求される難役を演じており、主役を務めたギレンホールは、妻を亡くしたのに涙の一滴すら流せず、自らの感情とうまく向き合えない哀しみと虚しさを見事に演じ、新境地を開拓している。

 さらに、物語に合わせてサウンドトラックが映画の重要なシーンを印象づけている。ギレンホール演じるデイヴィスが車中で熱唱するハートの「Crazy On You」や、アニマルズ、フリー、シャルル・アズナヴールなど、往年の大御所アーティストの名曲から、スフィアン・スティーブンス、M・ウォードなどアメリカで活躍するシンガーソングライターまで幅広く使用される楽曲はジャン=マルク・ヴァレ監督が自ら選曲。そして監督の出身地カナダから起用された新鋭のアーティスト、Half Moon Runの「Warmest Regards」は、映画の為に書き下ろされたと考える人も出るほど、主人公デイヴィスと歌詞が見事にリンクしており、これらの劇中歌も本作の大きな見どころだ。なお、サントラはiTunesで購入が可能となっている。映画『雨の日は会えない、晴れた日は君を想う』は、2月18日より新宿シネマカリテ他ロードショー。

◎公開情報
『雨の日は会えない、晴れた日は君を想う』
2017年2月18日(土)より新宿シネマカリテ他ロードショー
監督:ジャン=マルク・ヴァレ
出演:ジェイク・ギレンホール、ナオミ・ワッツ、クリス・クーパー、ジューダ・ルイス
配給:ファントム・フィルム
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