ブンサテ川島とファンが最後のお別れ、中野「感謝してもしつくせない」
ブンサテ川島とファンが最後のお別れ、中野「感謝してもしつくせない」
この記事の写真をすべて見る  2016年11月15日、ロックバンド・BOOM BOOM SATELLITES川島道行のお別れ会が、新木場Studio Coastにて行なわれた。

川島道行お別れ会 写真

 川島は複数回にわたって脳腫瘍を発症しながらも音楽活動を継続。しかし、2016年6月にリリースしたBOOM BOOM SATELLITESの最後となる作品『LAY YOUR HANDS ON ME』を作り上げたことで音楽活動に終止符を打ち、家族と共に穏やかな日々を過ごしていた。そして、2016年10月9日に脳腫瘍のため亡くなったことを発表。  ファンへ向けたお別れ会の会場となった新木場Studio Coastには沢山のファンが参列した。会場は献花台の他、巨大スクリーンへのミュージックビデオやライブ映像の投影、デビュー当時からの巨大な写真パネルの数々、そしてこれまでの楽曲制作で残された川島直筆のメモやノートなど、貴重な資料を展示。メインステージには、川島が使用していた制作/ライブ用の機材などがセットされており、涙を浮かべながら別れを悼むファンが多数見受けられた。  出口ではパートナーである中野が参列者一人一人に、ポストカードを手渡し、まっすぐな眼差しで感謝の気持ちを伝えながらお見送り。先程まで涙していたファンであったが、最後にはこぼれるあたたかい笑顔に、BOOM BOOM SATELLITSが築き上げた強い絆と、彼らの音楽の未来を印象付けるイベントとなった。