気象庁は14日、2020年1月の世界の平均気温偏差を発表しました。基準値より0.59℃高く、1891年の統計開始以降、2016年を上回り最も高い値となりました。
1月の世界の平均気温偏差 統計開始以降 最も高い値に
気象庁は14日、2020年1月の世界の平均気温偏差を発表しました。2020年1月の世界の平均気温(陸域における地表付近の気温と海面水温の平均)の基準値(1981〜2010年の30年平均値)からの偏差は+0.59℃(速報値)で、1891年の統計開始以降、2016年を上回り最も高い値となりました。
これまでに平年より高かった年の1位から5位
①2020年(+0.59℃)、②2016年(+0.52℃)、③2019年・2017年(+0.39℃)、⑤2015年・2007年・2002年(+0.29℃)
世界の1月平均気温は、様々な変動を繰り返しながら上昇しており、長期的には100年あたり0.79℃の割合で上昇しています。