YOSHIKI(X JAPAN)が、東日本大震災復興継続的支援目的のチャリティーオークションで本人愛用スペシャルドラムセットが604万円で落札された。
この落札金は、日本赤十字の「東日本大震災」義援金として全額寄付される。
YOSHIKIは今年3月11日、東日本大震災から5年を機に継続的な支援が必要との事で、自ら愛用している「スペシャルドラムセット」を被災地支援の為にチャリティーオークションに出品する事を発表した。今回落札されたドラムセットは、普段リハーサル用として使用しているTAMA製のスペシャルドラムセットで、YOSHIKIシグネチャーモデルのドラムスティックにサインもつけての出品となっていて、落札者が日本(東京)で受け渡し可能な場合は、YOSHIKI自らがドラムセットを手渡し、記念撮影も付けられる内容だった。
同オークションは、YOSHIKIが運営する米国非営利公益法人501(c)(3) 「YOSHIKI FOUNDATION AMERICA」(以下YFA)を通じヤフオク!のチャリティーオークションサイトで行われ、日本時間3月22日0時49分に終了。8日間に渡り開催され、世界中から実に766件の入札があった。最後は激しい入札合戦の結果、予定を70分オーバーして最終的に6,040,000円で落札された。
YOSHIKIは2011年、X JAPANのラストライブで使用した自らのクリスタルピアノを震災直後復興支援のために出品したことにはじまり、X JAPANがa-nationに出演した際、出演料全額寄付、2015年にはX JAPANとして被災地、石巻の震災復興ライブの収益金 28,289,358円を「中央共同募金会」に全額寄付、東北被災地の子供たちの支援に使用される。その他YFAを通じてメイクアウィッシュ、米ポインツ・オブ・ライト財団、米グラミーファンデーションなど、継続的に支援を行っている。
一方で、X JAPANのドキュメンタリー映画『We are X』は、1月に行われた世界的映画祭の一つ、サンダンス映画祭でノミネートされ、最優秀編集賞を受賞。さらに、3月18日SXSW(サウス・バイ・サウス・ウエスト)にてオフィシャル・アーティストとして招待されたYOSHIKIは、圧巻のソロパフォーマンスで大絶賛を受け、映画は最優秀オープニング・デザイン賞受賞というダブル快挙を成し遂げた。