MISIA コーラスに160トラック使用した新曲「Butterfly Butterfly」の全編1カットMV公開
MISIA コーラスに160トラック使用した新曲「Butterfly Butterfly」の全編1カットMV公開
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 『第66回NHK紅白歌合戦』の戦後70周年企画へ特別出演し、神々しい圧巻のパフォーマンスで世間を賑わしたMISIA。本日1月6日リリースとなったアルバム『LOVE BEBOP』から、新曲「Butterfly Butterfly」のミュージックビデオが解禁となった(https://youtu.be/dJjDiIWAvnQ)。

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 同楽曲は、アルバムの最後に完成したという渾身の1曲。コーラスワークにもこだわり、コーラスワークだけでなんと160トラックもあるという大作。そのこだわりは、MUSIC VIDEOでも発揮されており、全編1カットにて撮影されている。

 カメラは固定された状態のまま、背景の世界のみがどんどん変化していくことで、アルバムのコンセプトにもなっている“愛をもった自由な世界”を表現しており、コミカルな仲間(マペット)たちと、楽曲から感じられるレトロな曲調が、ミクスチャーな時代観をポップに描いた作品だ。

 「Butterfly Butterfly」と描かれた絵本の表紙がめくられると、そこにはステージが。コミカルな仲間たちのバンド演奏が始まり、MISIAが登場。ステップを踏みながら、蝶の羽をイメージしたダンスを仲間たちが披露している。後半にはトロピカルなお花や緑が登場し、“赤・青・黄色・紫色 虹色の花もあるわ どれを選ぶかは あなた次第なの Take your flower”という歌詞の通り、恋をする人々への応援ソングともいえる楽曲を、圧巻のボーカルで歌い上げている。

 監督の中根さや香は、「「ガラクタもそうね いとも簡単に宝物に変える達人」という歌詞の中の象徴的なフレーズと魔法のようなキラキラしつつ懐かしい音色から、自分の生きる道を自由に生きるていく事、魔法と同じように世界は自分で変えれる事を表現したく、1カットで背景の世界がどんどん変化していく方法を選びました。懐かしく可愛いだけではなく少し毒のある今っぽい個性的なマペットたちを登場させ、ミクスチャーな時代感をポップに演出できたと思います。」とコメントを寄せている。

 撮影は都内某所のスタジオにて、1体1体手作りで作られたマペットや豪華なセットの中で行われた。MISIAは愉快な仲間たちと軽快にダンスに早着替えもありという困難な状況の中、リハーサルではセットに接触してしまうハプニングもあったが、本番ではバッチリ成功。コミカルな仲間たちとともに笑顔でパフォーマンスを繰り広げる姿はさすがのパフォーマンス力だ。

 某テレビ番組では「聴くと恋愛運がアップするアーティスト1位」を獲得し、“恋愛の女神“としての呼び名も高いMISIA。主題歌を担当した作品の出演者が次々にゴールインし、映画『大奥~永遠~右衛門佐・綱吉篇』で共演した堺雅人菅野美穂夫妻や、TBS系『S-最後の警官-』に出演した向井理と吹石一恵が、国仲涼子と福山雅治と結婚するなど、そのジンクスは実証済み。

 新年の“恋愛成就”を願い、このミュージックビデオをぜひチェックしてほしい。