松坂桃李 『パディントン』舞台挨拶で自身が吹替を務めたクマのパディントンにべた惚れ
松坂桃李 『パディントン』舞台挨拶で自身が吹替を務めたクマのパディントンにべた惚れ
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 映画『パディントン』の日本語吹替版完成披露試写会が12月17日、TOHOシネマズ新宿で行われ、松坂桃李と三戸なつめ、そしてクマのパディントンが登場した。

 松坂桃李と三戸なつめが声優を務めた『パディントン』は全世界3500万部以上のロングセラー児童小説で、実写映画化の本作は、全世界興行収入320億円越えの大ヒット!

 この日のため、はるばるイギリスからやってきた紳士なクマのパディントンの声を担当した松坂は、「パディントン可愛いですね。アフレコルームに立って映像を見ていても、かわいくてしょうがなかったです。かわいすぎてアフレコせずそのまま見ていたかったです」とべた惚れ。吹替初挑戦の三戸は「監督が丁寧に教えてくださり、小さい頃から大好きだったパディントンの作品に携われてとても幸せです」と、満面の笑みで答えた。

 終始パディントンとじゃれ合う松坂だが、パディントンと一緒にクリスマスを過ごすならどんなことをするか、という問いに、松坂は「まずはショッピングモールに連れて行って、フードコートでいろんな料理を食べさせたい。その後、遊園地に連れてって、絶叫マシーンに乗せてあげたい。あと、おばけ屋敷でどんなリアクションするのかも見てみたい」と、人間界に慣れていないパディントンには少しハードルが高いプランを述べた。アウトドア派の松坂とは反対に三戸は「お家でまったりデートがしたいです。一緒にクリスマスケーキを作って、鍋でもつつきたい。そのあと、モフモフのパディントンのお腹を枕にして寝たい」とインドアな過ごし方を提案すると、松坂は「パディントンはマーマレードが大好きだから、全部マーマレード味になっちゃうよ」と突っ込み、「マーマレード鍋か、ちょっと挑戦ですね」と三戸は苦笑い。

 帰り際、この日集まった観客に登壇キャストからクリスマスプレゼントが投げ込まれ、黄色い声が飛び交った。場内を通りながら退場する中、ゆっくりと進むパディントンを笑顔で待つ松坂の紳士な対応に、ファンも大興奮。愛らしいパディントンが活躍する本作は2016年1月15日から日本公開スタート。

◎作品情報
『パディントン』
2016年1月15日より全国ロードショー
監督:ポール・キング
製作:デヴィッド・ハイマン『ハリー・ポッター』シリーズ
出演:ヒュー・ボネヴィル、サリー・ホーキンス、ジュリー・ウォルターズ、ジム・ブロードベント、ニコール・キッドマン、ベン・ウィショー(声の出演)
日本語吹替版キャスト:松坂桃李、木村佳乃、古田新太、斎藤由貴、三戸なつめ
配給:キノフィルムズ