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9日の東京は今季3回目の雪が降り、23区で積雪となる所も。これまでより「雪の時間が長く」「湿った雪」なのがポイント。北風が吹き、昼間も体感的には氷点下の寒さです。

今季3回目の雪は やっかいです

9日の東京都心は、朝からどんよりとした天気で、凍えるような寒さでしょう。昼前には雪が降り出しそうです。東京都心の今シーズンの雪は、これまで1月12日と、1月31日の2回で、1月12日は数分間「雪」を観測し、1月31日は「みぞれ」を観測しました。今シーズン3回目となる今回の雪は、「雪で降る時間が長い」のが特徴。なので、23区でも雪の積もる恐れがあります。時々「みぞれ」に変わりながら、水分の多い「湿った雪」が降るでしょう。
湿った雪は、乾いた雪よりも重いので、屋根などに積もった後は、ドサッと一気に落ちてきます。さらに、湿った雪は特に滑りやすいので、歩く際や車の運転は一段と注意が必要です。そして、予想よりも降水量が多くなった場合は、大雪になる恐れもあり、交通機関が乱れる可能性もあります。お出かけの際は、時間に余裕をもって、歩きなれた靴や、滑りにくい靴をご用意下さい。歩幅を小さくして歩いたり、いざという時のために両手をあけておくのもオススメです。スマホを見ながら歩くのは、厳禁です。歩道橋の上や橋の上、横断歩道、地下への出入り口などは、他の場所よりも滑りやすいので、十分ご注意下さい。

この冬で 最も寒い一日に

そして、9日は、昼間も気温は上がりません。東京都心では、日中の気温は1度前後で、さらに、北風が平均でも3メートル前後と予想されています。風速が1メートル強まると、体感温度は1度下がるので、9日の日中は氷点下の寒さが続くでしょう。持っているコートやダウンの中で、一番暖かいものを着て、お出かけ下さい。また、傘を持つ手が凍えるくらいですので、手袋も欠かせません。この冬で、最も寒い一日になりますので、万全の寒さ対策で、お過ごし下さい。