新潟県を中心に長野県や群馬県などで積雪が増えています。昨夜から今朝までのわずか半日で30センチを超える雪の降った所があり、多い所では60センチ以上も降りました。
新潟・長野などで大雪
日本付近は強い冬型の気圧配置で、上空1500メートル付近には、氷点下9度以下の寒気が関東地方まで流れ込んでいます。私たち気象予報士は氷点下6度を雪の目安としていますが、それを下回る強さです。このため、新潟県を中心に長野県や群馬県などで大雪になっています。
午前8時現在の12時間降雪量は、新潟県妙高市関山で64センチ、長野県野沢温泉村で54センチ、長野県信濃町で47センチのほか、群馬県みなかみ町藤原や福島県桧枝岐村で31センチとなっています。積雪の表面が締まっていたところに、新しい雪がたくさん積ると「表層なだれ(新雪なだれ)」が起きやすくなりますので注意が必要です。屋根や樹木からの落雪にも要注意です。大雪は昼頃にかけて続く見込みですが、午後は雪の降り方が次第に弱くなるでしょう。