映画『オデッセイ』で主役のマーク・ワトニーを演じるマット・デイモンが、火星でサーフボードを手にたたずむ姿が公開された。
実は本画像は、NASAが火星に液体の水が流れている新たな証拠を発見したというニュースを受けて作られた公式コラージュ画像。本編ではサーフボードを持つシーンはないが、世界宇宙週間を記念して到着した。NASAが、脚本から主撮影までプロジェクト全般で重要な協力者およびコンサルタント、アドバイザーを務めた本作らしく、ネットでは「今回の会見発表を知っていた?」「NASAは映画の公開に合わせて発表した?」等、話題になっている。映画自体をNY POST紙が「スコットとは思えないほど多くのユーモアが盛り込まれている」と評したことを裏付けるような遊び心満載のネタ企画だ。
本作は、火星での有人探査の最中に死亡したと勘違いされた宇宙飛行士マーク・ワトニーを救出するアドベンチャー超大作。空気も水も通信手段もなく、わずかな食料しかない状況で知恵と精神力と想像力を駆使して、4年後のNASAの救出まで生き延びようとするマークと、2億2530万km離れた地球から彼を救おうと総力を結集させる科学者たちの長い旅路が描かれている。本作は、2016年2月5日ロードショー。