今週のBillboard JAPAN Top ClassicalAlbums第1位は、フジテレビ『ホンマでっか』に出演の児玉光雄(右脳開発トレーナー)が監修した『0歳からの育脳クラシック』。今回でなんと171回目のチャートインを記録しており、長く多くの親子に好評のアルバムとなっている。誰もが知る名曲を中心に作曲家の時代は幅広く、楽器編成もピアノ独奏、室内楽、オーケストラと多彩な28曲が収録されている。
第2位は反田恭平デビューアルバム『リスト』で、6回目のチャートインとなった。かのホロヴィッツが恋したピアノとして知られる銘器ニューヨーク・スタインウェイ(CD75)が使用されていることも聴き所のひとつだ。バッティストーニ指揮による東フィルとのラフマニノフ「パガニーニの主題による狂詩曲」は満員の会場で成功を収め、今月は9月27日に新日本フィルとの共演によるチャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番を控えている。
第3位には2015年度【ディズニー・オン・クラシック】の公演プログラムに合わせた、ディズニーソングのコンピレーション・アルバムがチャートインした。“I Love You~きせきの言葉”がテーマとなっており、今年新演出が披露される『美女と野獣』をメインに、パークやディズニー映画の名曲を収録している。【ディズニー・オン・クラシック】全国ツアーは9月16日の札幌公演を皮切りに、全国34都市60公演の開催となっている。
text:yokano