メイン画像
メイン画像
この記事の写真をすべて見る

あす(18日)の九州北部は、上空に寒気を伴った気圧の谷が朝鮮半島北部から南下してくるため、大気の状態が不安定になるでしょう。九州北部は、あす(18日)午後から局地的に雷を伴い、短時間に強い雨が降るおそれがあります。発達した積乱雲の下では竜巻などの激しい突風や雹(ひょう)にも注意が必要です。

九州北部 あす(18日)午後から大気の状態不安定へ

きょう(17日)の九州北部は、大体晴れています。
一方、朝鮮半島の北の上空5500メートル付近には氷点下29度前後の寒気があり、ゆっくり南下しています。
あす(18日)の九州北部は日中、晴れ間が出て最高気温は23度前後まで上がる所が多く、上空には冷たい空気が入るため、大気の状態が不安定になるでしょう。あす(18日)午後以降は局地的に雷を伴い、短時間に強い雨が降るおそれがあります。天気の急変に注意が必要です。大気の不安定な状態は19日(金)にかけても続く見込みです。発達した積乱雲の下では竜巻などの激しい突風が吹いたり、雹(ひょう)が降るおそれがあるため、ご注意ください。

雷から身を守る方法

雷鳴が聞こえたり、稲光を見た時は、コンクリートの建物・車の中など安全な場所へ避難するようにしてください。木の下の雨宿りは危険なので、絶対にやめましょう。
屋外での作業や運動は特に落雷に注意する必要があります。雷は高いものに落ちる性質があるので、周りを見渡した時に自分が周囲より高くならないようにしましょう。海岸や山などで避難場所がない場合は窪地などに入り、低い姿勢を取り、雷が過ぎ去るのを待つようにしてください。