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九州はきのう(15日)午後から黄砂が観測されており、きょう(16日)は黄砂により水平方向の見通しが8km程度まで落ちている所があります。福岡タワー(福岡市早良区)から福岡市内の南に広がる山々を望むと、かなり霞んでいました。

洗濯物など、気をつけて

先週の半ばに中国からモンゴルにまたがるゴビ砂漠で上空に舞い上げられた砂が上空の北西の風に乗って運ばれ、九州はきのう(15日)午後から黄砂が観測されています。きょう(16日)も九州は各地で黄砂が観測されており、佐賀市・本市・宮崎市は水平方向の見通しが8kmまで落ちた時間帯がありました。福岡タワー(福岡市早良区)から福岡市内の南側の空を眺めると、遠くの山々がかなり霞んでいました。
洗濯物を取り込む際は黄砂が付着している可能性があるので、よく払い落すようにしましょう。

九州 あす(17日)は南部を中心に雨

あす(17日)は九州の南海上に前線が延び、新たに低気圧が発生するため、あすの九州は南部を中心に雨が降り、北部も曇りで雨が降る所があるでしょう。あすは黄砂混じりの雨が降ることも考えられます。
3月から5月は、年間で最も黄砂の飛来が多い時季です。黄砂の飛来に気をつけましょう。