今日(22日)の道内は気圧の谷の南下で道北やオホーツク海側で雨が降りました。暑さも和らぎ、道内では5日ぶりに最高気温が25℃以上の夏日の所はありませんでした。ライラックやツツジ、スズランなど季節の花が咲きほこっている札幌も6日ぶりに最高気温が20℃に届きませんでした。明日(23日)は道北を中心に雨で、明後日(24日)は広く雨が降るでしょう。その後は晴れの天気が続き、週末には暑さが戻りそうです。

札幌中心部のスズラン(22日) 撮影:日本気象協会北海道支社 住友静恵
札幌中心部のスズラン(22日) 撮影:日本気象協会北海道支社 住友静恵
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暑さはいったん落ち着く

今日(22日)は道内を気圧の谷が南下したため、午前は道北やオホーツク海側を中心に雨が降りました。午後は道北では晴れ間が出た一方、道央では雨の降った所がありました。今日午後3時までに道内で最も気温が上がったのは、午後に日の差した檜山地方の厚沢部町鶉(あっさぶちょううずら)で22.3℃でした。道内では5日ぶりに夏日の所がなく、ここ数日続いていた暑さは和らぎました。札幌の最高気温は16.9℃と6日ぶりに20℃に届きませんでした。

この後の見通しは?

明日(23日)は西から低気圧が近づくため、道北を中心に雨が降るでしょう。道南方面や道東方面は曇り空で、霧による交通障害にも注意が必要です。一方、道央は日中は晴れ間が出る見込みです。明日の最高気温は18℃前後の所が多く、今日と同じかやや高くなる程度でしょう。日ざしのない時間は、空気がヒンヤリ感じられそうです。
明後日(24日)は道内を気圧の谷が通過するため、広く雨となり、雨脚の強まる所もありそうです。最高気温も平年並みの所が多く、雨や風の影響で実際の気温より低く感じられそうです。
25日以降も道北を中心に雲が広がりやすくなりますが、27日には高気圧が張り出すため、週末は晴れる所が多くなるでしょう。最高気温も平年より高くなり、27日は過ごしやすい陽気の所が多くなり、一部では夏日になりそうです。28日はさらに気温が上がり、内陸を中心に暑くなりそうです。運動会や行楽の際は、暑さや紫外線対策が必要となりそうです。