テイラー・スウィフトが7週目の国内洋楽No.1獲得、独走中の女王を日米異色コラボが追う
テイラー・スウィフトが7週目の国内洋楽No.1獲得、独走中の女王を日米異色コラボが追う
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 先週プロモーション来日を果たしたテイラー・スウィフトの「シェイク・イット・オフ~気にしてなんかいられないっ!!」が見事にその効果を発揮し、4週連続、累計7週目となるBillboard JAPAN洋楽チャートNo.1に輝いた。

 2年ぶりのニューアルバム『1989』の発売を受けて、11月4日に来日を果たしたテイラー。来日中にはTV出演はもちろん、11月7日に都内で行われた記者会見で来年5月に東京ドーム2デイズ公演を行うことをサプライズ発表し、ファンを大いに沸かせてくれた。先週に引き続き、エアプレイチャートでの首位獲得、そしてアルバムセールスも2週目ながら7位とTOP10圏内をマークし、総合チャートでも1ランクアップの4位を記録している。もちろんテイラー旋風は本国アメリカでも。アルバム『1989』は発売初週で約130万枚を売上げ2014年の最高記録をマークして11月15日付の全米ビルボードチャートThe Billboard 200で初登場首位を獲得。アルバムのヒット効果で総合シングルチャートBillboard Hot100でも9週ぶりに首位に返り咲いている。

 しかし、独走中のテイラーの背後には、新たな刺客が迫っている。初登場2位にチャートインを果たしたアウル・シティーの「トーキョー feat.SEKAI NO OWARI」だ。同曲は、SEKAI NO OWARIのFukase(vo.)がアダムとともに英語ヴォーカルを披露しており、119の国と地域のiTunesをはじめ全世界でリリースとなっている楽曲解禁を受けてデジタルセールスとツイート数で高いポイントを獲得しているが、エアプレイはまだまだ28位と停滞中。ラジオでのパワープレイがきっかけで日本での人気に火が付いたアウル・シティーと、10月15日発売の7thシングル「Dragon Night」が、今週もエアプレイ6位をマークしているSEKAI NO OWARIよる強力コラボなだけに、今後ラジオ各局でのオンエアラッシュとなれば一気にテイラーから首位を奪う可能性もあるだろう。