ジェイソン・アルディーン 驚異的なセールスで全米アルバム・チャート1位に
ジェイソン・アルディーン 驚異的なセールスで全米アルバム・チャート1位に
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 カントリーシンガー、ジェイソン・アルディーンの6thアルバム『オールド・ブーツ、ニュー・ダート』がNo.1デビューを果たした、10月25日付アルバムチャート。

 初動枚数28万枚と、驚異的なセールスで首位デビューを果たした、『オールド・ブーツ、ニュー・ダート』。アルディーン氏にとって、2年ぶり、6作目となるスタジオアルバムで、前作『ナイト・トレイン』に続く連続2作目のNo.1獲得、5作連続のTOP5入りとなった。また、カントリーチャートでは4枚目のNo.1アルバムで、これまでリリースしたアルバム、6作すべてがミリオンセラーを記録するという、地味ながらも凄まじい人気を誇っている実力派シンガーなのだ。先行シングルとしてリリースされた、「バーニン・イット・ダウン」が、8月9日HOT100チャートで12位に初登場と、カントリーソングとしては異例の上位デビューを果たし、カントリーチャートではNo.1を獲得したことが大きなプロモーション効果をはたし、アルバムのセールスにつながった。カントリー大国、カナダでも当然ながら首位デビュー。

 続いて2位には、24歳のシンガーソングライター、ホジャーのデビューアルバム『ホジャー』が初登場。シングル「テイク・ミー・トゥ・チャーチ」が良い意味でも、悪い意味でも話題を呼び、注目を集めたことで、地元アイルランドから世界に羽ばたいた実力派シンガー。米国でのリリースの前に、サタデー・ナイト・ライブでのパフォーマンス出演が反響をよび、初動で6万枚を獲得、ヒットに至った。本国アイルランドではNo.1デビュー。

 デビュー20周年をむかえたロックバンド、ウィーザーの『エブリシング・ウィル・ビー・オールライト・イン・ジ・エンド』は5位にデビュー。本作は彼らの9枚目のスタジオアルバムで、3rdアルバム『ウィーザー(グリーン)』から7作連続のTOP10入りを果たし、いまだ衰えない人気をみせた。

 いまだ衰えない人気をみせたのは、こちらも同様に。フリートウッド・マックのスティーヴィー・ニックスがリリースした、ソロ8作目、3年半ぶりの新作『24カラット・ゴールド~ソングズ・フロム・ザ・ヴォールト』が3万枚を突破し、7位に初登場。400万枚を突破した、81年リリースのデビュー作(首位)含む、通算6枚目のTOP10入りを果たし、2001年の『シャングリラ』から3作連続でランクインするなど、1968年のデビューからいまだTOP10入りし続けるというのは、根強い人気が絶えないからこそ。

 9位に登場したのは、R&Bシンガー、キーシャ・コールの6thアルバム『ポイント・オブ・ノー・リターン』。2005年のデビューから全作がTOP10入りしているパワフルヴォイスがウリの実力派で、ゲストには「バン・バン」がヒット中のジェシー・Jやフューチャー、2チェインズが参加している。