レッド・ツェッペリンのリーダーであり、伝説のギタリストのジミー・ペイジと、ファッション業界を長きにわたり牽引している世界的ファッションブランド<ポール・スミス>のデザイナー、ポール・スミスがそろって来日。コラボレーション企画の合同記者会見をおこなった。
レッド・ツェッペリンは、全作品のリマスター&デラックス・エディション化を2014年6月からスタートさせ、その第2段階として『レッド・ツェッペリン?』と『聖なる館』を10月29日にリリースする。この歴史的なバンドの新プロジェクトを祝う意味合いと共に、ポール・スミスから「今回のリマスタープロジェクトには未発表曲が含まれているが、それと同じで、見たことないものを作りたかった。」と、レッド・ツェッペリンの象徴的なジャケット・ビジュアル、アートワークをあしらった、全世界で6デザイン、各50枚という限定生産の、超プレミアな大判スカーフの発売が決定。そして、今回このような2人の合同記者会見が実現した。
1960年代から現代までの歴史の中で、レッド・ツェッペリンは音楽で、ポール・スミスはファッションで、いずれも英国から世界へ発信しており、ジミー・ペイジとポール・スミスは、時代をともに過ごした旧知の仲。世界で活躍する英国人としての仲間意識もあったという。「このスカーフはプリントではなく織りで柄を作った。」というポールの説明を受けたジミーは、実物を見ながら、「CDジャケットのアートワークがもとになっているが、素晴らしいデザインチームが手を加えてくれて、素晴らしく、そして新しいものに生まれ変わった。」とその魅力を語った。また、今回のスカーフについてポール・スミスは「ジミーは特別な存在。だからスカーフも特別な存在なんだ。50枚ずつしかないから取り合いになっちゃうかもね」と加えた。
ジミー・ペイジとポール・スミスは1967年に出会った18歳の頃からの親友であることも明かされ、ポール・スミスが当時のジミー・ペイジについて「ウエストが細くて24インチしかなかったんだ!自転車のオリンピック選手の足よりも細かったよ(笑)」と振り返り、ジミー・ペイジは「バンドの皆が痩せていたよ。彼も(ポール・スミス)もね(笑)」と返した。
スカーフは合計6種類のデザインで、各デザインにつき、世界50枚の数量限定販売。価格は7万3,000円。10月23日よりポール・スミスの公式サイト(英国版)、またはロンドンのPaul Smith Albemarle Street店で発売される。日本ではPaul Smith SPACE店でのみ発売予定。
◎リリース情報
『レッド・ツェッペリン?』
2014/10/29 RELEASE
<スタンダード・エディション>
WPCR-16087 2,000円(tax out.)
<デラックス・エディション>
WPCR-16088/9 2,800円(tax out.)
<スーパー・デラックス・エディション>
WPZR-30586 20,000円(tax out.)
『聖なる館(HOUSES OF THE HOLY)』
2014/10/29 RELEASE
<スタンダード・エディション>
WPCR-16090 2,000円(tax out.)
<デラックス・エディション>
WPCR-16091/2 2,800円(tax out.)
<スーパー・デラックス・エディション>
WPZR-30592 20,000円(tax out.)