このところ梅雨前線が活発化し、西日本を中心に大雨が続いています。土曜日も九州から東北は午前中を中心に激しい雨に注意が必要です。この大雨、いつまで続くのでしょうか。見通しをまとめました。

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梅雨前線が活発 今夜~土曜日の朝 激しい雨に注意

今日、24日は本州付近に延びる梅雨前線が活発化し、西日本を中心に発達した雨雲がかかりました。
今夜から土曜日の朝にかけては、九州から東北にかけて広く雨が降るでしょう。
土曜日の朝にかけて、カミナリを伴って激しく降る所もある見込みです。
西日本では非常に激しく降る所もあるでしょう。
九州北部を中心にこれまでの大雨で地盤の緩んでいる所があります。
引き続き土砂災害に警戒して下さい。
危険な斜面には近づかないようにして下さい。
土曜日の午後はいったん天気の回復する所が多いですが、大気の状態が不安定です。
所々でにわか雨や雷雨の所があるでしょう。

この大雨いつまで続く?

このところ、梅雨前線が本州付近に停滞し、前線に向かって暖湿気が流れ込みました。
九州で記録的な大雨になるなど、西日本を中心に大雨が続き、土砂災害や冠水などの被害がでました。
この大雨はいつまで続くのでしょうか。
土曜日の午前中にかけて、激しい雨の降る所がありますが、日曜日以降は梅雨前線はいったん南の海上に離れるでしょう。
来週の月曜日にかけて、梅雨の晴れ間の広がる所が多くなりそうです。
その後、また、梅雨前線が本州付近にかかり、広く梅雨空が戻る見込みです。
ただ、今週に比べると、大雨の元となる暖湿気の流れ込みは弱まる傾向になりそうです。
長雨となり、雨量が多くなる可能性はありますが、今週のように、あちこちで記録的な大雨になる可能性は低くなる見込みです。
※なお、この予想は24日の資料をもとにしています。梅雨時の天気は梅雨前線の動きによって大きく変わる可能性もありますので、最新の予報を参考になさってください。