21日は都心で桜が開花。今週は南部で続々と開花の便りが届きそう。4月上旬にかけてお花見を楽しめるでしょう。ただ、今週末は花曇り・花冷えに。お花見日和はいつ?
この記事の写真をすべて見る東京で桜咲く この先の天気と気温は?
19日(土)の福岡と名古屋、20日(日)の岐阜に続いて、21日(月)は東京都心で桜(ソメイヨシノ)が開花しました!
ついに関東も桜の季節が到来です。
早速、お花見の計画を立てるために、天気予報をじっくりチェックしている方も多いと思います。
上の表は、東京都心のこの先の天気と気温の予想(21日16時発表)で、赤い実線が予想最高気温、破線は平年値です。
22日(火)は晴れて、最高気温は15度の予想。
暖かい日差しがたっぷり降り注いで、桜のつぼみがいっそう綻びそうです。
23日(水)もおおむね晴れて、気温は高め。
横浜など関東南部の桜も花開くでしょう。
咲きはじめた桜をいち早く見たい!という方、お花見の下見をしたいという方は22日(火)・23日(水)の日中がよさそうです。
一方、今週後半は寒の戻りが予想されます。
24日(木)になると、この時期としては冷たい空気が流れ込んでくるでしょう。
日差しが届いても気温の上がり方は控えめに。
南の海上には前線が延びてきますので、場合によっては、雨が降ったり、気温がさらに低くなることも・・・。
27日(日)にかけても前線や低気圧の影響を受けやすく、スッキリしない天気が続きます。
今のところ雨のマークはありませんが、雨雲がかかる可能性もあります。
最高気温は平年を下回り、お出かけは冬のコートが必要です。
週末はお花見にはあいにくの「花曇り・花冷え」となるでしょう。
この寒の戻りで、桜の花も咲き進むのをためらってしまいそうです。
日本気象協会の予想では、東京の満開日は3月29日です。
桜の見頃は?
ちなみに、桜は開花してから満開(※)を迎えるまでに1週間程度かかると言われます。
(※満開とは、標本木で80%以上のつぼみが開いた状態となった最初の日のことです。)
ただ、咲き始めてからの気温の経過によっては満開までもう少し日数がかかることもあります。
2000年代の東京の桜の開花から満開までの日数を調べてみたところ、10日前後かかっていた年もありました。
今年は例年より長めに桜を楽しめる可能性があります。
また、満開をすぎてからも天気次第では一週間程度、花が散らずに残っていますので、4月最初の週末もお花見を期待できそうです。
来週後半には寒さも解消に向かう予想です。
花冷えの中でのお花見を避けたい方は、来週末もお花見用に予定を開けておくとよさそうですね。
ただ、まだ先の予想ですので、tenki.jpで最新の天気予報を確認してくださいね。
なお、日本気象協会の最新の桜開花・満開予想は23日(水)に発表予定です。
ぜひ、お花見の計画にお役立てください。