【親と向き合うときにしてはいけないNG6カ条】
・「親の人生を否定しない」
・「いきなりお金の話をしない」
・「きょうだいが揃わないところで大事な話をしない」
・「上から目線で話さない」
・「『捨てて』『ゴミ屋敷』は厳禁」
・「いきなり「エンディング」という言葉は使わない」
「大切なのは、片づけの主役はあくまでも実家の居住者である親であることを忘れないこと。また、もったいない世代の親に『捨てて』『ゴミ屋敷』などと言ってはいけません」(同)
近年注目されている終活用のエンディングノートにも注意が必要だ。「エンディング」という言葉が暗いイメージを持つため、「年寄りが書くもの」と反発され親子の仲がギクシャクすることにもなりかねないと指摘する。
「そこで勧めているのが普通のノートや手帳の活用です。これに必要な情報や親の希望などを書いておくと、いざという時に家族や周りの人の負担を減らすことができます。また、通帳やクレジットカードなどはスマートフォンのカメラで写真に撮って保存しておくことも有効です」(同)
(編集部・野村昌ニ)
※AERA 2018年12月31日-2019年1月7日合併号より抜粋