「実は、この藤の放浪生活には、彼女なりの理由がありました。それは、娘・ヒカルとの関係です。日常的に感情が高ぶる藤に対して、夫の照實さんはうまく対応し、ヒカルも自分をおさえながら向き合ってきました。でも、デビューから2~3年たった01年ごろのある日、ついにヒカルが『出て行って』とブチ切れてしまったというのです。藤はこの一言をずっと引きずっていて、『家には帰れない。娘に嫌われているから』と繰り返していました。ヒカルは本当は話しかけたくても、母親のほうから頑なに没交渉だったのです」(芸能関係者)

AERA 2013年9月9日号