平手だけでなく、ダンスのキレはナンバー1と言われ、平手不在の時はセンターを務めた鈴本も去った。メンバーの緩衝材だった織田もいなくなった。時の流れは速い。昨年2月以来シングルを出していない欅坂が「内部騒動」で停滞している中、妹分の「日向坂」が破竹の勢いで人気を急速に伸ばしている。前出の雑誌編集者は今後の欅坂の生きる道として、「脱・平手」を強調する。
「平手の後継者を作ろうという考えはやめたほうがいいと思います。彼女は独特の個性で誰もまねできない。欅坂は一部で『平手とその他』と認知されていますが、そんなことありません。1期生の渡邉理佐(21)、小林由依(20)、2期生の森田ひかる(18)、田村保乃(21)……。センターを務める資質があるメンバーはそろっています。ダブルセンターでもいいし、1人のメンバーに依存するのではなくみんなでグループを築き上げていけばいい」
新生・欅坂はピンチをチャンスと捉えられるか。(武藤高志)
※週刊朝日オンライン限定記事