各ランキングを見ても、改革を進める大学が上位に入っていることがわかる。

「おしゃれ」のランキングを見ると、関東、東海エリアで青山学院大、関西エリアで慶應義塾大が1位。もともと華やかなイメージのある大学も多いが、注目はかつて〝バンカラ〟と呼ばれた明治大と早稲田大。いずれのエリアでも10位以内にランクインした。キャンパスの整備や学部の開設、広報の強化などで、イメージを変え、女子からも人気を集めるようになっている。

「国際的なセンスが身につく」ランキングでは、関東エリアでは上智大1位、東海エリアでは南山大、関西エリアでは関西外語大がトップ。「外国語大学」ではなく、総合大学が上位に入っていることに注目だ。いずれの大学でも入試改革や語学教育に力を入れており、それが評価された形だ。

 ランキングの背景には、その大学が選ばれる理由がある。こうした観点からも志望校選びの参考にしてみよう。

(本誌・吉﨑洋夫)

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