完璧なスーパースター！？　初優勝の“奈紗ちゃん”を丸山が称賛

　プロゴルファーの丸山茂樹氏は、アメリカ女子ツアーで初優勝を飾った19歳の畑岡奈紗を称賛する。

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　いやあ、サッカーのワールドカップですよ。日本は1次リーグ最後のポーランド戦には負けましたけど、決勝トーナメント進出を果たしました。立派です。コロンビアに勝ち、セネガルと引き分けに持ち込んだんだから。トーナメント1回戦のベルギー戦、どうなったかな？　締め切りの関係で触れられませんけど、日本として初めてのベスト8にいってりゃいいなあ。

　キーパーの川島永嗣君（35）とは面識があるんですけど、最初の2試合で批判されましたよね。僕には、あれをほんとにミスと呼ぶのか分からなかったですね。極限状況になったとき、そんな完璧な判断ばかりできるのかな、と。ポーランド戦では素晴らしいプレーを見せてくれました。

　今回の出場32チームのうち、日本の世界ランキングは下から3番目の61位です。でもこれはバヒド・ハリルホジッチ前監督（66）のチームの順位であって、4月に就任した西野朗監督（63）のチームは違ったんでしょうね。

　前の監督のときはチームが一つになれなかったそうですね。不満とか疑問とかいうのがいろいろあって。それが西野監督に代わり、選手も思ってることを口に出すようになって、ポテンシャルを出せる環境が整っていった。時間がない中でそういうお膳立てをした西野監督とスタッフのみなさんがすごいと思いました。

　アメリカ女子ツアーの「ウォルマートNWアーカンソー選手権」（6月22～24日、米アーカンソー州ロジャーズのピナクルCC）で、19歳の畑岡奈紗が初優勝しました。本格参戦2シーズンで、たいしたもんですよね。1年目に打ちのめされて悔しい思いをしたけど、自分に足りない部分を補う学習能力があったんですね。それをモノにして結果を出すなんて、完璧なスーパースターのパターンですね。ハハハ。凡人にはまねできませんよ。