「広告塔になるのはリスクもある。表立って活動すると過度に注目されてにらまれてしまう。幸福は注目を集めるという意味でそのリスクを負いたいのでしょうが、芸能人を利用して成功した例は今までない。創価学会の久本雅美さんが公明党の選挙応援演説をしていますが、対象は学会員だけ。外へ向かっての広告塔としての役割はないんです」
その久本雅美(58)は17日、清水富美加の出家騒動にこうコメントした。
「いろんな方がかかわっているので誠実な対応をされることを願っている」。久本の相棒、柴田理恵も「仕事はちゃんとやったほうがいいと思う」と言及。
芸能プロダクションのマネジャーはこう言う。
「清水はバラエティー受けもよくて、そのうち朝ドラヒロインになるなんて話もうわさされる逸材。NHKや大手スポンサーの受けもよい女優だった。芸プロはもともと学会員とか多いから、宗教や信仰の自由は認められ、両立している人は多い。だから両立じゃなく、いきなり出家というのは奇異に感じる」
幸福の科学は本誌の取材にこう回答した。
「守護霊の霊言は虚偽ではありません。当教団にはレプロの奴隷契約のようなものはありませんし、出家修行者とは労働者ではなく聖職者。今後、清水さんは可能性と魅力を、本来の魂の使命を発揮されることと思います」
今後の清水富美加と幸福の科学の関係に注目したい。(本誌・村上新太郎、秦 正理)
※週刊朝日 2017年3月3日号