■出演ドラマのネタバレをラジオで発言

 異国の地で10年以上も活動を続けるには相当の覚悟が必要だが、大谷の“体育会気質”がそれを可能にしたのかもしれない。大谷は小学校からバレーボールを始め、中学生のときは大阪府の大会で優勝、高校時代は大阪選抜のキャプテンも務めたほどだ。

「あのルックスでスポーツも万能。完璧ですよね。ただ大谷さん、多くの共演者から性格が天然だと暴露されています。放送作家の鈴木おさむさんのラジオに出演した際は、生放送にも関わらず、自身が出演していた『逃げ恥』最終回のネタバレ発言をしてしまったという話がありました。クールな外見なのに、実は抜けているというギャップも彼の大きな魅力といえるでしょう」(同)

 ドラマウォッチャーの中村裕一氏は、大谷の魅力と今後についてこう分析する。

「背が高くスタイルも抜群とあって、なかなか近寄りがたいイメージを持つ人も多いかもしれませんが、ふとした時に見せる笑顔や不器用な仕草のギャップが多くの人を惹きつけるのだと思います。まだまだ開けてない引き出しがたくさんありそうなので、もっと積極的にバラエティ番組やトーク番組に出演して、彼の人となりが少しでも分かるエピソードをどんどん披露してほしいですね。全世界で大ヒットした映画で、ケビン・コスナーが演じたボディガード役を舞台で堂々と演じ切れたら、その勢いで海外ドラマやハリウッド映画などワールドワイドな活躍につながることを期待したい」

 今年は「ボディガード」に続き、7月から「ボーイズ・イン・ザ・バンド ~真夜中のパーティー~」と2つ目の舞台に挑むことも決定している。ますます存在感を増す大谷にとって、オリンピックイヤーは飛躍の年となりそうだ。(高梨歩)

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