代表人気低下の影響もあるのか、11月のキルギス戦でお披露目された2019-20年用の新ユニホームの売れ行きも芳しくない模様だ。
東京都内の大型スポーツ店の店員によれば「新ユニホームになってから熱心に購入されるのは外国人観光客」だという。一方で、日本人サポーターの反応はやや鈍い様子。「ださい」と批判されている迷彩柄のデザインのせいという側面もあるだろうが、歴代ユニホームだって公開当時は酷評されていたものだ。
背番号に関しては、まだレギュラーになったわけでもない久保の17番が一番人気とのこと。久保がブレイクしなければ、代表ユニホームの爆発的ヒットもなさそうだ。新スターの出現を、協会も、テレビ局も、メディアも、メーカーも待ち望んでいるのが現状なのだろう。
2020年は東京五輪もあるし、ワールドカップアジア最終予選もスタートする。そこで日本代表が快進撃を見せて、久保や堂安律ら若い世代が急成長すれば、停滞感を一気に払拭できるかもしれないが、そうならなければ、冬の時代はしばらく続くかもしれない。