さらに、同局の営業担当からはこんな意見も。

「近年は、かつて視聴率はもちろん、世間的なイメージやスポンサーウケも良く、ウチの局の好調のバロメーターとも言われていた看板番組の『24時間テレビ』に対しても、『感動の押し売りだ!』や『出演者にギャラを払っておいてチャリティー番組をうたうのはおかしい!』、『障がい者を利用するな!』といった厳しい声も出ていますからね。結果的に視聴率は悪くありませんでしたが、今年は恒例のマラソン企画ではなく、トライアスロン企画に挑戦するなどテコ入れしている時点で焦りを感じますね」

 「イッテQ!」騒動で厳しい逆風を浴びている日テレだが、果たして焦りにより狂いはじめた歯車を元に戻すことはできるのか?(平田昇二)