心を許し合える友だちだったので、勉強するときも相手が気にならないで自分のペースが守れます。ほんとうに気心が知れた友だちだからこそ、二人で勉強できたのだと思います」(『受験物語』)
文春砲となんとなく似たような光景である。
さる弁護士は「心を許し合える友だち」だった。マンションやホテルで逢瀬を繰り返したのは、政策を勉強するための友だちとの“合宿”である。なるほど、もしかしたら「男女の関係はありません」なのかもしれない。だとしたら、政治家になっても「楽しかった」受験勉強感覚が抜けきれていない、ということだろう。
(文/教育ジャーナリスト・小林哲夫)
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