(5)新潟県柏崎市は「水球のまち」

 新潟県柏崎市は古くから「水球のまち」として知られ、小学生から社会人までが所属する日本最大の水球クラブチーム「ブルボンウォーターポロクラブ柏崎」がある。東京五輪で活躍が期待される稲場悠介選手や棚村克行選手も所属している。日本初となる水球をモチーフにしたマンホールのふたも今年3月に10個、設置された。

(6)日本代表は「ポセイドンジャパン」

 日本代表の愛称は男女共通で「ポセイドンジャパン」だ。ポセイドンとはギリシャ神話に出てくる海の神のこと。水中で力強く躍動してほしいとの願いから2012年に命名された。欧米との体格差をスピードと攻撃的な守備で補い、男子は世界大会で上位に食い込んでおり、東京五輪でも活躍が期待される。

【東京五輪で輝け! 稲場悠介選手 若きエース!】
2000年、富山県出身。小1から水球を始め、18歳でアジア大会の日本代表に選ばれて得点王となり、日本のエースに。現在はブルボンウォーターポロクラブ柏崎に所属し、レンタルの形でルーマニア1部リーグでも活躍。

【東京五輪で輝け! 棚村克行選手 ヒゲの守護神!】
1989年、沖縄県生まれ。23歳から日本代表の正ゴールキーパーを務める守護神。身長183センチメートルと世界の強豪国のキーパーに比べて小柄だが、ゴール付近からのシュートのセーブ率は世界トップクラス。ブルボンウォーターポロクラブ柏崎所属。

※月刊ジュニアエラ 2020年9月号より

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AERA編集部
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