(4)馬場馬術では人も馬もおめかし
演技の正確さと美しさを競う馬場馬術は、人も馬もおめかしして競技に挑む。人は燕尾服やシャツ、ハット、白のタイなどの着用が義務づけられ、馬も、首の筋肉が美しく見えるよう、たてがみを整えたりする。
【パラリンピックにも競技がある!】
東京パラでは、五輪の馬場馬術にあたる種目が、障害の程度などに応じた5クラスで行われる。障害を補うための装具をつけることが認められ、手が使えないため、口に手綱をくわえて馬をコントロールする選手もいる。
【東京五輪で輝け! 大岩義明選手】
1976年、愛知県生まれ。10歳のころに姉、妹と一緒に馬術を始める。五輪には北京(中国)、ロンドン(イギリス)、リオ大会(ブラジル)に出場。2018年、ジャカルタ(インドネシア)でのアジア大会、総合馬術で個人、団体ともに金メダルに輝いている。
※月刊ジュニアエラ 2020年11月号より
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