安浪:そうですね。今のご質問の感じだとお子さんは見えない敵に対してぼんやり不安を持っている感じがします。シンプルに、「大変になるのは事実だよ。だけどやってみたいって言うなら全力で応援するよ」って言ってあげていいんじゃないかと思いますね。「まあ、君に任せるよ」だけじゃ頑張れないと思うんですよね。
矢萩:主導権を渡す、というより、まずは寄り添ってあげることかな。
安浪:実際は、1、2ヶ月やってみたところで判断できないことも多いもの。とりあえずやるんだったら全力でサポートするよ、何かあったら一緒に考えよう、全力で応援する環境はあるよって質問者さんが伝えてあげることが、今の時期のお子さんにとっていちばん安心できる言葉がけかな、と思います。
矢萩:そうですね。そうは言ってもやり始めるといろいろ問題がでてきますからね。そのときにどう声かけをしていくかはまた別の機会にでも話しましょう。
(構成/教育エディター・江口祐子)
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