――それは“ゲッツ”でブレイクしたときのことですか?
ブレイクした2003年ごろですね。夜中の2時、3時まで仕事をして、朝6時には飛行機か新幹線に乗っているみたいな生活が1年ちょっと続きました。寝る時間はほとんどなくて、それでも収録やイベントでは笑っていないといけなくて。僕の送迎もしないといけないマネージャーは、もっと大変だったと思います。事務所で朝から晩まで10件以上の取材を受けるという日もありましたね。毎回“ゲッツ”の誕生秘話を聞かれて、どんどんうまく話せるようになって最後の方はペラペラしゃべっていました(笑)。そんな毎日でもセーブすることなく、目の前の仕事を一生懸命やって露出し続けたからこそ、今もこの仕事を続けられているのだと思っています。
――息子さんは、受験本番が近づいてきて、まさに今が“頑張りどき”ですね。
この先の長い人生を考えると、ほんの一瞬のこととも言えます。このチャンスを逃さず、家族一丸となって頑張りたいです。
(構成/中寺暁子)
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