夏休み・冬休み・春休みは別の予定を組みます。小6の夏休みは、浜学園から夏期のスケジュール表が配られたので、それに書き込んだりもしました。1日のやることを書いた表やノートは、24時間を無駄なく使うためには必須で、このスケジュールを書いたものがなければ、親子で呆然と立ち尽くすという感じになったと思います。そのぐらい、スケジュールを書いておくことは大事なことでした。
考えながら予定を書いているうちに、いいアイデアが浮かんだりしますから、それもまた書いておくと、他の子どもにも応用できます。
私が子どもたちにスケジュールに関して学ばせたかったのは、「予定を組み、段取りを立てることの大切さ」です。親がスケジュールを立てると、子どもの自立が阻まれるのではないか、と言う人もいますが全く心配ありません。子どもは中高生になるときちんと成長しますから、自分でスケジュールを立てるようになります。
(構成/教育エディター・江口祐子)

※「中学受験の意義」(佐藤亮子・安浪京子著)から一部編集
中学受験の意義
佐藤 亮子,安浪 京子


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