【オカルト】ノストラダムスの大予言が大流行

 1970年代には、神秘的な「オカルト」がはやりました。複数の人が硬貨に人さし指を添え、「コックリさん、コックリさん、おいでください」と唱えると硬貨が動く「コックリさん」。前を歩いていた女性が振り返って「わたし、きれい?」と聞いてくる「口裂け女」のうわさ……。

 きわめつきは『ノストラダムスの大予言』です。16世紀のフランスの医者で占星術師ノストラダムスが人類滅亡を予言した文書の解説本が昭和48(1973)年に出版され、もっともらしい内容に多くの人がふるえました。

〇文/ジュニアエラ編集部  監修/新田太郎(江戸東京博物館学芸員)
 

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ジュニアエラ編集部
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