――親になると、夫婦間での愛情表現は恥ずかしくてできないという人も多いと思います。
日常化したほうがいいですよね。続けるっていうことが大事だと思います。言わなくなると、どんどん言いづらくなっていくので。「いまの表情いいね!」とか、「今日の服、似合ってるね!」とか。ちょっと冗談っぽくすると、僕は言いやすいです。
「美貴ちゃんと結婚していなかったら、俺どうなっちゃってたんだろうな」っていうことも言葉にしています(笑)。例えばお風呂に入ったときにシャンプーが残り少ないなと思いつつそのままにして、次の日お風呂に入るとシャンプーが満杯になっていたときとか、「最高だな」って思うんです(笑)。「忙しいのにいつ入れたの? ありがとうだよ」って言うと、妻も「でしょ?」とか言って。
――細かいことでも感謝を伝えるんですね。
そうですね。「パンツ、きれいにたたむよねー」とか(笑)。感謝はいつ伝えてもいいと思っているので、ふと思い出したときに「全然話変わるけど」って伝えます。
ミキティは僕を守ってくれる
――そんなお2人をお子さんたちはどう見ていますか?
夫婦ではしゃいだりしていると、「またやってるわ」って(笑)。だから「なんだよ、みんな仲良くなれる人と結婚したほうがいいぞ」って話しています。
――お2人のお仕事については、お子さんたちはどう見ていますか?
妻はキラキラの衣装を着て歌うこともあるので、娘2人は「ママ、すごい!」って言っていますね。長女はダンスを習っていて、歌も大好きですし、憧れはあるみたいです。でも「ママみたいにはなれないよ」って僕は口酸っぱく言ってます(笑)。「そんなに簡単なものじゃないよ」って。それでもどうしてもやりたいと言い出したら仕方ないですけど、リアルに大変だということは教えないといけないですね。
――庄司さんのお仕事についてはどうでしょう?
次女はいきなり「ミキティ―‼」って、僕のマネをします(笑)。妻は「全然声出てないよ! とーたん、やってあげな」って言って、僕が「ミキティ―‼」って叫ぶと、長男と長女は「恥ずかしいからやめてよ」って。そうすると妻は「何言っているの? あなたたち、これでごはん食べてるのよ」って(笑)。
