共学化して2年目の滝川(兵庫県神戸市)は840人から1003人に増加。共学初年度、さらに2年目にあたる今年と2年続けて上昇し、人気が定着したことをうかがわせた。国際的な研究者を育てるサイエンスグローバル一貫コースが注目されており、志願者増の一因にもなっている。

 来年度の中学受験も、この傾向は続きそうだ。

「3年間塾に通って準備した生徒ばかりではなく、6年生から塾通いした生徒など、ライトな受験も増えています。それだけ中学受験の広がりを感じます。来年はさらに受験者数や受験率が上がるのではないでしょうか」(日能研・森永さん)

(取材・文/柿崎明子)

【中学受験2025】「東大合格者ランキング2位」の聖光学院は志願者増! 1都3県で志願者が減った学校、増えた学校は?
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ライター 柿崎明子
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