上の子たちの学校や習い事のサポートもあるし、子どもの成長にともなって家事も増えているし、久々の赤ちゃんに戸惑うことも多くて、とても「3人目だから余裕です!」なんて言えないんです。
でも、やっぱり上の子たちが赤ちゃんだったときとは違います。うまく言えないんですけど、しいて言えば、不安が少ないのかもしれません。
上2人が赤ちゃんのときには、「自分がちゃんとしなくちゃ!」という思いが強かったような気がします。夫と私の2人だけで子育てしていて、どちらかが仕事だとワンオペ育児になってしまう。3歳の長男と0歳の長女を1人でお風呂に入れるときの緊張感たるや、ものすごいものでした。
それがいまや、上の子たちが次女をお風呂に入れてくれるんです。次女の体を洗うのは私がやりますが、長男や長女が湯ぶねのなかで次女を抱っこしていてくれます。その間に私は自分の体が洗える、髪も洗える、風呂から出たらドライヤーだってできます。
このまえは次女がぐずり始めたとき、長男が「眠いんじゃない? 抱っこひもある?」と言って次女を抱っこひもで寝かしつけてくれました。
家族全員チームになって次女を育てているんだ! そのことにも感動しましたね。
私の一番の変化は、“よその子”と比べなくなったこと
だからでしょうか、次女の全てがかわいいんです。キャッキャと笑う顔はもちろんかわいいけれど、泣いていてもイヤイヤしてもかわいい。深夜に突然ギャン泣きしても、「いきなり夜中に泣いちゃうんだ~」と、かわいくて笑ってしまう。
上の子のときだったら「夜中に突然泣くなんて、どこか具合が悪いのかな」と不安になって調べることがよくありましたが、いまは「そうじゃないんだろうな」となんとなくわかるから、泣いている次女の顔を「かわいい」と思えるのです。
もちろん、全員まんべんなくかわいいのですが、末っ子はそのかわいさを堪能できるんですよね。
そうそう、このまえふと気づきました。私、わが子の発達が全然気にならなくなっていたんです。
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