はじめまして! AERA with Kids 5期アンバサダーのユウと申します。平日はフルタイム会社員をしながら、休日は地域とつながり「じぶん色」が見つかる親子のサードプレイス「品川親子の色彩知育アトリエ」を主宰しております。子どもは年長女子で、SNSでは「色×言葉×呼吸法」を生かした3分間言葉がけ育児を発信しています。
平日子どもと過ごせる時間は、朝の30分と夜の2時間半
仕事や子育て、家事、その他のもろもろ…毎日ムリゲーだと思いませんか?(涙)
わが家の年長娘は、家を出る30分前ギリギリまで寝ているのですが、その30分は、食事・着替え・歯磨きとバタバタです。正直言って朝のあわただしい時間にちゃんとした親子のコミュニケーションなんてありません(涙)。
夜は夜で、大人の私が1日の会社勤務で疲れ果てています。保育園から帰ってきて寝るまでの2時間半。そんな中で、子どもの非認知能力をアップさせるような取り組みって、だいぶ難しくないですか?(「うんうん!」と共感してもらえる方がいたらうれしいです)
平日に、絵本をしっかり読んだり、一緒に料理をしたりといった気力も時間もない……!
でも、そんな時でもできる、わが家でやっている非認知能力アップの方法をひとつご紹介します。
色を使って「今日の気持ち」を言い合う
1日の終わりに、時間も気力ないワーママの私でもできること。保育園から帰る途中や、お風呂に入るとき、食事中や、寝る前のちょっとした時間の中でやっているのが、「今日の気持ちを言い合う」です。
私たち親子は、たまたま「色」が好きで、ただ単に「今日どんな気持ちだった?」とダイレクトに聞くよりも、その日の気持ちにあった「色」を選ぶことで、言葉に変換しやすくなるので、「色」を活用しています。外ならその日の空の色を見上げながら気持ちを考えるときもあれば、葉っぱの色を見て考えるときも。家の中なら、身近な折り紙やクレヨンの色を見ながら考えるときもあります。
めんどくさがり屋の私ですが、これなら準備いらずでできます。ちなみに、折り紙だとパラッと飛んでいってしまうので、いっそのこと「紙に貼りつけちゃえ。持ち歩けるし」と、娘が2歳くらいのときに、こんなカラーパレットのようなものを作ったことはあります。今はこのようなもの、いいものがたくさん売っていますよね。
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