10月25日(金)~27(日)、東京ビッグサイトで開催された「GOOD LIFEフェア2024」(主催:朝日新聞社)。衣食住にまつわるさまざまな展示や講演が開かれ、3日間で4万人以上が来場した。その中で、親子で盛り上がったステージが『くらしのなかでみつかる!「算数が楽しくなる」ヒント』だ。中学受験カウンセラー・算数教育家の安浪京子さんと、子育て情報誌 『AERA with Kids』の鈴木顕編集長によるプログラムのようすをお伝えする。<前編「子どもが『算数好き』になるために、暮らしのなかでできる工夫とは?」から続く>

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生活に根付いた知識を、どう活かせるか

鈴木:「トマトの断面を問われた中学入試問題(前記事)もそうですが、日々の経験や体験が入試につながる例は高校、大学入試にも広がっていますね。

 かつてのセンター試験である大学入学共通テストでは、数学で、キャンプ場から山頂までの角度を二人で話し合って考える、といった問題が出ました」

会場の子どもたちに応える、『AERA with Kids』の鈴木顕編集長
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