――ですが、抜歯を怖がるママを気遣ってくれるなど、優しいです! どんな声掛けをするようにしていますか?
つむちゃんは年齢が上がるにつれ、気遣ってくれることが増えてきました。子育てで心がけていることは、ちょっとしたことなのですが、子どもたちがアイスを食べるとき、つむちゃんが私に一口くれるときがあって。「ありがとう〜!めちゃくちゃ嬉しい!おいしい!」と全力で伝えると、つむちゃんも嬉しそうな顔をするんです。こんなふうに、嬉しかったときは、その気持ちを子どもに全力で伝えるようにしています。
――息子さん2人のママ愛を、パパはどのように見ていますか?
夫はなんというか、めげない系なので、「ママがいい」と言われても「パパもいるよ〜!!」と関わってくれようとします。この間、外食に出掛けた際に案内されたのがボックス席だったんです。普通なら2対2で分かれて座りますが、息子2人は「ママの隣!」と、1対3になってしまって。しかも、夫がご飯を食べさせるために、さらにいおくんの横に座って、まさかの0対4。つまり、ボックス席の片側だけに4人でギュウギュウに座っているという状況に……。「なんだ、この座り方(笑)」と思いつつも、「ママがいい」と言われても積極的に子ども達に関わろうとする夫はすごいなと思った出来事でした。
たくさん笑って、元気いっぱいに成長してほしい
――男子2人の育児で大変な事は? 心がけていることは何でしょう。
我が家の場合、いおくんが何でもつむちゃんの真似をしたがったり、つむちゃんの持ち物を欲しがったり……。4学年差なので、いおくんには早いことも。「なんでもにぃにと一緒がいい!」が兄弟ゲンカの火種になり、ちょっと、いや、かなり大変……。なので、「ケンカの火種を増やさない」ように心がけています。
例えば、ランドセル。つむちゃんが今年から小学生になり、ランドセルを背負って登校するようになりました。もちろん、いおくんは、にぃにのランドセルを狙います。そこで、いおくんにオモチャのランドセルを用意しました。今も毎朝、2人一緒にランドセルを背負って出発しています。なんでも一緒は難しいかもしれませんが、できる範囲で兄弟ゲンカの火種を増やさないように心がけています。
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