そんな僕を見て、両親は「『おもしろい授業を受けたい』と思うなら、中学受験もありじゃない?」と中学受験の情報を教えてくれました。当時の僕の気持ちを見抜いていたのだと思います。

 あのころは、次から次へとものすごい勢いで本を読んでいました。大人になった今、ふとした機会に「あ、これ読んだことある!」と小学生時代の記憶がよみがえるのも、とても楽しいですね。

(取材・文/三宅智佳)

東大在学中に起業した24歳“読書教育”のプロの幼少期 ゲーム好きの少年が小4で読書に目覚めたきっかけは?
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笹沼颯太
笹沼颯太

Yondemy(ヨンデミー)代表取締役。筑波大学附属駒場中学・高校時代に英語の多読塾で指導を受ける。東京大学経済学部経営学科に進み、3年生で中高時代のスキルを活かして友人3人と読書教育サービス「ヨンデミー」を設立。起業や会社の経営、営業、運営のすべてを「本から学びました」と語る。著書に『東大発!1万人の子どもが変わった ハマるおうち読書』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)。

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