どんな子におすすめ?
ちょっぴりスリルがある話が好きなお子さんにおすすめ。ハロウィーンの夜、動き出した魔女たちはそれぞれ呪文をとなえます。
「マグナバス フォルディクム ゴブリンの皮……」「コウモリの息を十グラム カブトムシの羽をひとつまみ……」といった不思議な言葉にワクワクする子にぜひ読んでほしい童話です。
漢字にはよみがながついているので、小学校低学年から読めますが、少し読書に慣れてきた子の方が楽しめるかも。姉さん魔女たちがどんな風にいたずらをしかけるのか、そして、まともな呪文を知らない末っ子のナネットはどうなるのか。
「おかしいわね。魔女なのに、こんなにまんまるな顔で、おっきな目をしてるなんて」と最後にナネットにほほえんでくれるのは誰なのか……?
お人形が好きな子や、ハロウィーンを間近にして物語の世界にひたりたい子にもおすすめです。ハロウィーンの夜の奇妙な呪文と、おもちゃ屋さんを飛び出した魔女たちがしかける本気のいたずらは、子ども時代の心に残りそうです。
ハロウィーンまで、まってなさい
ミリアム・ヤング,小宮 由,平澤 朋子
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