4日放送の「おかあさんといっしょ おたんじょうびウィーク 金曜日」(Eテレ)に福尾誠さんが出演。今年放送65周年を迎える「おかあさんといっしょ」の第12代体操のお兄さんである誠お兄さんに、子どものころの思い出や今後の夢を聞いた記事を再配信します。(2023年9月6日の記事を再編集したものです。本文中の年齢等は配信当時)

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 「体操のお兄さん」になりたいと思ったのは、子どもたちのヒーローになりたかったからです。

 親族が保育関連の仕事をしていたことから、小さいころから子どもたちと触れ合う機会が多かったのですが、僕が中学生のとき、子どもたちと遊んでいる際に「おかあさんといっしょ」をつけたら、各々はしゃいで遊んでいた子どもたちがピタリと止まってテレビ画面に釘付けに! 番組のお兄さん、お姉さんは子どもたちにとって“ヒーロー”なんだなと実感しました。

 僕の理想のヒーローは、「人にできないことができる」こと。戦隊ものの主人公みたいな、悪を倒して華麗に回って……というのが好きでした。だからこそ、バック転など、自分の体をつかったアクロバティックな技を披露し、子どもたちに喜んでもらったり、「自分もこんなふうになりたい!」と思ってもらえたりしたらうれしいですね。

 バック転は幼稚園のころからできました。といっても、「さあやろう!」と思ってすぐに成功したわけではなく(笑)。近所に体操教室があり、そこで教えてもらって少しずつ練習してできるようになりました。コツコツやる、というのはとても大事なことで、筋肉のトレーニングも今も毎日継続してやっています。

 今後は、子どもたちが楽しんでくれるような活動をしていきたいと思っています。「世界迷作劇場」はぴったりの舞台! 僕は初めてミュージカルに挑戦します。アクロバットやダンスはもちろんですが、え? 歌も歌うかって? ふふふ、それはどうぞお楽しみに!

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AERA with Kids編集部
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