みなさんはもう新札を手にしましたか? わが家では新札が発行されることを知ってから、実物を手にするのを首を長くして待っていて、手にしたときは子どもたちが大喜びでした。
よい機会なので、今回お札に掲載された3人のことを知っておこうと本を買いました。それがこちらの『学研まんが 日本と世界の伝記』シリーズ3冊です。
3冊とも主人公が幼い頃から亡くなるまでの話がマンガでドラマチックに描かれており、子どもたちも興味をもって読んでいました。
本の中には年表もあり、時代背景もあわせて知ることができるので、さらにイメージがふくらみます。
例えば、津田梅子は日本最初の女子留学生として、両親と離れてアメリカに渡ります。そのときなんと6歳! ちょうど岩倉使節団が派遣されるタイミングで、そこに加わる形でした。それがきっかけで、日本における女子教育の先駆者になっていくのです。
また漢字にはすべてふりがながふってあるので、小1の次男もひとりで読むことができました。
小4の長男は北里柴三郎の話が好きだそうです。まだ将来の夢が決まっていない長男は、北里柴三郎が元々は武士や軍人を目指していたのに最後は医者で大成したというところに、「これから何にでもなれる」と勇気をもらったようです。
新札を手にしたらぜひ読んでおきたいおすすめの3冊です。
(文/梶木あきこ)
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