(3ページ目)親の「学ばせよう、教えよう」が子どものワクワクを奪う？　旅育で“子どもの自主性”を育むコツ

おすすめ“旅育”体験×リゾナーレ八ヶ岳

リゾナーレ八ヶ岳～子どもがチャレンジし「できた」を実感する多彩なアクティビティーが魅力

八ヶ岳の森に設けられた森の散歩道。写真は、地上1.5m、全長35m、5アイテムのKIDSコース

　首都圏から2時間ほどの山梨県の小淵沢町にある「リゾナーレ八ヶ岳」は、標高3193mの「北岳」などの山並みを望む自然豊かなロケーション。世界的な建築家マリオ・ベリーニが設計デザインを担当し、全長160mの岩畳「ピーマン通り」は異国情緒が感じられるおしゃれな空間。地元の特産品を扱うショップや飲食店などが並び、近隣の魅力を堪能できます。秋から冬にかけてはハロウィーンやクリスマスなどの装飾が美しく彩り、圧巻です。私もかつて家族で訪れ、それぞれのシーンは今も深く記憶に刻まれています。

　自然を生かしたアクティビティーも多く、例えば「森の空中散歩」は、八ヶ岳の森の中に設けられたアスレチックコース。年齢や身長に応じてレベルがあり、下は3歳から大人まで楽しめます。小学生から利用が可能なコースは地上5～7mの高さにあるアスレチックを、ハーネスをつけてチャレンジします。思った以上の高さに勇気がいりますが、一歩を踏み出し、できたときの達成感は格別。最初は緊張した面持ちだった子どもが、弾ける笑顔で楽しむ様子に成長を感じることでしょう。他にも10mの壁をのぼる「森のクライミングウォール」や、乗馬体験・馬のお世話体験など「馬のまち」小淵沢町ならではの体験も。親子一緒に、あるいは子どもだけで参加できる豊富なアクティビティーから、親子で相談しながら選べるのもメリットです。